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脱臼の症状
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脱臼とは、関節を形成している骨が完全に離れた状態です。亜脱臼では、関節の骨の位置が部分的にずれます。
多くの場合、脱臼した関節は医師によって元の位置へ戻される(整復される)まで脱臼したままですが、自然に元に戻ることもあります。
外傷性の脱臼の場合、ガクッという音とともに関節が変形します。また、関節周囲のじん帯なども損傷するため、激しい痛みと腫れが生じます。さらに、本来の関節の動きが制限されます。関節に骨折をともなうこともありますが、脱臼だけでも関節の変形が起こりますから外見上はわからない場合もあります。
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脱臼の原因
脱臼の原因は、転倒や衝突による衝撃などの外傷で、関節に大きな力がかかると脱臼することがあります。最も脱臼しやすいのは、肩関節です。
スポーツをしている最中に転倒して腕を伸ばして手をついたときや、ボールを投げたりラケットを振ったり、大きく肩を動かしたときなどによく起こります。肩以外では、あごやひじ、指など、よく動かす部分にみられます。
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脱臼の治療方法
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①炎症症状の有無の確認
炎症症状がある場合はアイシング、固定を行い安静を図ります。
②神経痛や痺れの有無の確認
脱臼により神経が傷つけられ神経痛が出る場合があります。
③動作時痛の分析
脱臼により筋肉や靭帯が傷つき、脱臼箇所整復後にも痛みや可動域制限が残る場合があります。
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施術メニュー
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アイシング(冷却療法)
徒手療法
鍼療法
温熱療法
超音波療法
PCMテーピング
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