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顎関節症の症状
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顎(あご)は微妙に入り組んだ形と複雑な機能をもっています。ここには筋肉と関節と神経が集中し、下の顎をささえています。食事をしたり、おしゃべりしたりすると連動して動いています。この顎の関節やその周囲が何かの原因で痛みや動きにくくなるのが顎関節症です。副症状としては、頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなどの全身におよぶ痛みにつながるケースもあります。
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顎関節症の原因
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顎関節症の原因として考えられるのは、一般的には、
・歯ぎしり
・集中すると歯を食いしばる癖
・悪い姿勢(頬杖をつく、うつ伏せ寝、猫背など)
・硬いものを食べることを好む
・片側ばかりで噛む癖
・極度のストレス、不安、睡眠障害
などの癖や生活習慣が原因になると考えられています。
これ以外にも、顔面の打撲や事故といった外的要因や、歯の治療によるかぶせ物、入れ歯などが体に合わないことが原因となることもあります。
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顎関節症の治療方法
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顎関節症の治療には大きく分けて二つあります。
断発疼痛治療とアライメント治療です。
断発疼痛は口を開ける時の引っかかる断発と断発時の痛み治療は、
○超音波療法による顎関節周囲筋群の緩和
○運動鍼による可動痛の緩和
○徒手療法によるアライメントの調整
運動療法では、ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり、顎周りの筋肉のストレッチを行い、口を開けられる量を増やしたりします。
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