-
疲労感の症状
-
疲労やだるさの症状は、身体に感じるものとそれに付随して心理的に感じるものの2種類があると言われています。
身体が重くて動くのが億劫、寝ても疲れがとれない、・眠気がなかなか取れない、頭がボーっとする、肩こりがひどい、頭痛や頭重感がある、目が重い、疲れているなど症状は様々です。
激しい運動や仕事の後でも疲労感を感じることもありますが、十分な休養をとることによって回復することが多いです。
しかし、回復の程度や速さは年齢によって異なりますし、個人差があります。
自分が休養をとったと思っても倦怠感がとれない時や、疲れるほどの仕事をしていないにも関わらず、すぐに疲労を感じる時は注意が必要です。
-
疲労感の原因
-
疲労感の原因として考えられるのは、偏った食事による栄養不足や睡眠不足などの生活習慣など諸説ありますが、当院で長期にわたり患者様に接している中で、姿勢の悪さも大きく関係していることがわかりました。
姿勢の悪さというと、猫背や片側過重になる足を組むといった姿勢があげられます。これらの姿勢は背骨の歪みはもちろんのこと、骨盤の歪みも引き起こします。歪みは血管や神経を圧迫し身体機能を低下させてしまいます。
また背骨や骨盤の歪みは筋肉の緊張も引き起こします。結果、疲労性物質である乳酸を洗い流してくれるはずの血流をも阻害してしまい、疲労感に繋がるのです。さらに肩こりや頭痛、腰痛といった現代人を悩ます諸症状までも引き起こすのです
-
疲労感の治療方法
-
体力以上の強度で運動をすると筋肉に細かい傷がつき、細かい炎症となり動かした際に痛みに感じます。炎症を抑え、筋肉の緊張を緩和させながら、肉離れが隠れてないかの判別もします。
治療の流れとしては
①痛みの部位を特定。
動かしてどこが痛いのか、いつから痛くて、どれくらい痛いのかを判別します。
②熱感の有無
体内の熱が痛みを誘発しますので即発性で熱を持つ場合はアイシングで冷やします。遅発性の筋肉痛で熱感がなく動かしていたい筋肉痛には代謝向上のためにお灸を使用し温めて回復を早めます。
ゆるいマッサージやストレッチで筋肉の緊張を緩めるのも効果的です。
③代謝向上と筋拘縮の改善
熱感が取れて筋肉が硬く緊張が強い場合は鍼をして筋肉を弛緩させます。
動作痛が強い場合はテーピングで固定しつつ動作のサポートしていきます。
-
-
施術メニュー