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胸郭出口症候群の症状
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つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。手指の運動障害や握力低下のある例では、手内筋の萎縮(いしゅく)により手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもりあがり(小指球筋)がやせてきます。
鎖骨下動脈が圧迫されると、上肢の血行が悪くなって腕は白っぽくなり、痛みが生じます。鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血のもどりが悪くなり青紫色になります。
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胸郭出口症候群の原因
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胸郭出口症候群の原因は、胸郭出口で神経(腕神経叢わんしんけいそう)や血管(鎖骨下動脈など)が圧迫されることとされています。胸郭出口とは首と胸の間を通る通路のことを指しており、多くの神経や主要な血管が胸郭出口を通り腕へとつながっています。
神経や血管が圧迫される原因や場所はいくつかありますが、なかでも特徴的なものが頚肋けいろくです。頚肋とは胎児のときに存在していた肋骨ろっこつがそのまま消えずに残ったもので、これが圧迫の原因となります。
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胸郭出口症候群の治療方法
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胸郭出口症候群には4つ原因から起こります。
①小胸筋症候群
②斜角筋症候群
③肋鎖間症候群
④頚肋症候群
それぞれの部位の筋肉の緊張や骨間の負担で手のしびれや肩こり、不定愁訴が発症します。
各自負担を見分ける検査があります。
まずは発症してる原因を明確にすることがもっと大切になります。
そして的確な治療が必要となります。
多くの患者さんは「胸郭出口症候群」と分からず来院されます。
○肩こりが強い
○手がしびれる
○頭が重い
など症状があったら一度カウンセリングだけでも来院をおすすめします。
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