-
眼精疲労の症状
-
眼精疲労からくる症状は目や全身に出ることがあり、目の症状は、目が重い、痛い、まぶしい、目がかすむ、乾いた感じがする、充血する、まぶたがピクピクする、まばたきが多くなるなどがあります。全身の症状では、頭痛、首や肩のこり、イライラ感、吐き気などがあります。
-
眼精疲労の原因
-
眼精疲労の原因は一つでなく、様々な要因が絡み合って起こると言われています。考えられている原因には、大きく分けて目の異常、目を使う環境、全身の異常の3つがあります。
目の異常は、見えづらいのに無理して見ようとすることで目の筋肉に疲労が起こります。
遠視、乱視、近視、老眼が適正に矯正されていないことや、度の合わないメガネやコンタクトレンズを使っていると、無理にピントを合わせようとして毛様体筋に負担がかかります。
目を使う環境からくる原因は、長時間のデスクワークや乾燥によるドライアイなどがあります。
全身の異常は、夜勤や海外出張などによる生体リズムの変調、精神的ストレス、その他、緑内障、白内障の他、脳神経疾患、高血圧、低血圧、糖尿病、自律神経失調症など目以外の病気に伴って眼精疲労の症状が出ることもあります。
-
眼精疲労の治療方法
-
不規則な生活やストレス、ホルモンバランスの乱れによって自律神経(交感神経と副交感神経)が正常に働けなくなることで各器官に影響を与えます。
頭痛や不眠、便秘、下痢、お腹のハリ、疲労感、めまい、息切れ等様々な症状がみられます。
また、猫背や巻き型、ストレートネック、反り腰等の姿勢によって発生することもあります。
首こりによって頭痛がおこり眠れなくなることで生活リズムが乱れたり、
背腰部の筋緊張、背骨の動きが悪くなったり、背骨間が狭かったりと神経の伝達や血流が悪くなることで便秘等各器官への影響を与えます。
全身症状を伴うため、お身体の状態を診て全身のケアとともに、生活リズムやストレス要因の改善をしていくことが大切です。
治療には3つのポイントから行います。
①痛みの分析
疼痛の有無(持続性・動作性)、軽減因子の有無
②可動域の分析
椎骨の可動性
背部脊椎関節の動きの大きい関節
小さい関節の測定
※主に可動域の大きい部位に疼痛が起こりやすく、可動域の小さい部位を補うことで大きくなる関節が発生します。
③姿勢の評価
日常姿勢によって酷使された筋肉や使われていない筋肉の分析をします。
身体の歪みを整えることで姿勢を改善します。
また全身の血流や代謝が促進され、機能低下を起こしていた各器官(内臓等)の機能を高めていきます。
-
-
施術メニュー